2022年1月17日

みなさんこんにちは、「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」広報担当のAです。

もともと「錬鉄」を作り出す作業や、その作業によってできた鉄のことを指す言葉であった「ロートアイアン(wrought iron)」は、時代とともに、錬鉄によって作り出された製品のことを指すようになり、その材料としての鉄は、単にアイアン(iron)と呼ばれるようになりました。

ロートアイアンを製造する技術としては、パドル法が有名です。パドル法とは、19世紀の前半に開発された炉のことで、それまで鉄を溶融させるだけだった従来の反射炉に、溶融した鉄を拡販し、半溶融状の可鍛鉄を作ることができるようになった炉です。このパドル炉が開発されたことで、製鉄は一気に発展し、型枠を作ってその中に鉄を流し込んで作るという、いわゆる鋳鉄だけでなく、加熱された鉄を曲げたりねじったりして製品を作ることが可能となったのです。

鋳鉄は作業が簡単なため大量生産する製品には向いていましたが、オーダーメイドの製品には不向きでした。しかしロートアイアンは、ひとつひとつの製品を手で加工するため、オーダーメイドにこそ向いていたのです。

 

愛知県豊橋市を拠点にして、名古屋を中心に広く東海地方にて建物や外構などの鉄製部位の補修工事や鍛冶工事、溶接工事、鉄骨工事、金属加工など鉄に関する施工を幅広く請け負う谷元工業は現在、その鉄に関する専門的な知識と経験を生かし、「～と鉄を組み合わせたデザイン。」をコンセプトに、鉄を木材や布材など他のさまざまな素材と組み合わせることによって生まれる、木製家具とはひと味違った新しい製品を、「日常をかっこよくオシャレにする雑貨、家具、インダストリアル」としてご提供する「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」というアイアン家具・アイアン雑貨のブランドをプロデュースしています。

 

「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」では、木材と鉄、布と鉄、コンクリートと鉄など、さまざまな材料と鉄を組み合わせた家具や雑貨をご提案しています。部屋の雰囲気を変えたい、おしゃれな家具を探している、木製家具にない個性的な家具を見つけたい、部屋にあったオリジナルの家具を作って欲しい、そのようなことを希望されているかた、または、自分でアイアンワークをしてみたいというかたも、ぜひ一度「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」までお気軽にご連絡ください。