2023年3月13日

空間のアクセントにアイアンを取り入れて見ませんか02

 

みなさまこんにちは、「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」広報担当のAです。

前回ご説明したように、アイアンとスチールは含有する炭素量の違いから強度が異なるために分けられるものです。

「アイアンはスチールに比べて強度が劣るんだよね？　それならより強度の高いスチールで家具を作ったらいいんじゃない？」と思われるかたもいらっしゃるでしょう。

その通りで、実は、現代のアイアン家具に使用する鉄は、そのほとんどが鋼鉄なのです。

つまり、アイアンと言いながらスチールを使っている場合が多いのです。

では、なぜスチール家具とは言わずにアイアン家具というのでしょうか？

それはアイアン家具の歴史と深いかかわりがあります。

アイアンが家具やエクステリアに広く使用され始めたのは、12世紀ごろのヨーロッパでした。

そのころはまだ鉄を鋼に精錬する技術がなかったため、鉄、つまりアイアンを使用していました。

この鉄のことを「ロートアイアン」と呼びます。日本語では「錬鉄」という呼称となります。

このロートアイアンを使用して家具やエクステリアを作っていたことから、それらの製品もロートアイアンと呼ぶようになり、日本でも「アイアン家具」とよばれるようになったのです。

 

愛知県豊橋市を拠点にして、名古屋を中心に広く東海地方にて建物や外構などの鉄製部位の補修工事や鍛冶工事、溶接工事、鉄骨工事、金属加工など鉄に関する施工を幅広く請け負う谷元工業は現在、その鉄に関する専門的な知識と経験を生かし、「～と鉄を組み合わせたデザイン。」をコンセプトに、鉄を木材や布材など他のさまざまな素材と組み合わせることによって生まれる、木製家具とはひと味違った新しい製品を、「日常をかっこよくオシャレにする雑貨、家具、インダストリアル」としてご提供する「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」というアイアン家具・アイアン雑貨のブランドをプロデュースしています。

 

「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」では、木材と鉄、布と鉄、コンクリートと鉄など、さまざまな材料と鉄を組み合わせた家具や雑貨をご提案しています。部屋の雰囲気を変えたい、おしゃれな家具を探している、木製家具にない個性的な家具を見つけたい、部屋にあったオリジナルの家具を作って欲しい、そのようなことを希望されているかた、または、自分でアイアンワークをしてみたいというかたも、ぜひ一度「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」までお気軽にご連絡ください。