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鉄と暮らす美学――&Feデザインが語る「アイアン家具」の本質的な魅力と失敗しない取り入れ方04
第4回:【空間を劇的に変える】階段手すりから小物まで!&Feデザインが形にするアイアンを使ったオーダーメイドデザインと導入のハードル
第3回では、お部屋のコーディネートにおいてアイアン家具を失敗なく取り入れるための、引算のレイアウトやインテリアテイストごとの組み合わせ方について解説しました。第4回となる今回は、持ち運びができる家具の枠を超えて、お家全体の印象を劇的に変える「階段手すり」や「フレームシェルフ」「内装ドア」といった、空間デザインにおける「アイアン」の可能性について深掘りします。
お家の新築やリノベーション(リフォーム)の際、「リビングの階段をスケルトン(シースルー)にして、おしゃれなアイアン手すりをつけたい」「壁面に造作の鉄製ラックを固定したい」といったご要望は非常に増えています。空間に境界線を作らずに、光と風を通すアイアンの建作材は、お家をまるでセレクトショップやカフェのような洗練された空間へと仕立ててくれます。
愛知県豊橋市を拠点に、名古屋などからも多くの造作・オーダーのご相談を受ける「&Feデザイン(谷元工業)」が、空間デザインとしてのアイアンの魅力と、計画時に直面するリアルな障壁を徹底解説します。
- 空間をアートに変える、オーダーメイドのアイアン造作
既製品の木製手すりや壁面収納とは異なり、鉄を一本ずつ切断し、溶接して組み上げるアイアン造作は、ミリ単位でそのお家の形状に合わせてデザインすることができます。
例えば、リビングの主役となる階段手すりにシャープな黒の鉄脚を走らせるだけで、空間全体が引き締まり、視界が抜けるためリビングが広く見える効果があります。また、キッチンの天井から吊り下げるフレームシェルフなども、圧迫感を出さずにおしゃれな収納スペースを増やせるため人気があります。&Feデザインでは、鉄の加工を極めた谷元工業の技術力により、細部の溶接痕(ウェルディングマーク)の処理まで美しく仕上げることで、上質な住空間を演出します。
- 【要注意】建築にアイアンを組み込む際の「2つの高いハードル」
空間を格段におしゃれにしてくれるアイアン造作ですが、家具とは異なり「家の一部」として取り付けるため、導入にあたっては極めてシビアな注意点とリスクが存在します。
- 「ミリ単位の後戻りができない」現場採寸と修正の難しさ 木製の建具や造作であれば、現場の大工さんがその場で削ったりカットしたりして微調整することができます。しかし、鉄製であるアイアンは、一度工場で焼き付け塗装まで施して完成させてしまうと、現場でのサイズ修正やカットは基本的に一切不可能です。万が一、ハウスメーカーや工務店との連携不足により採寸が数ミリでもズレていた場合、壁に取り付けられずに「作り直し」という莫大な金銭的・時間的リスクを背負うことになります。
- 既製品(木製やアルミ製)に比べて「導入コストが高額」になる アイアンのオーダーメイド造作は、職人が図面を引き、一本の鉄の棒から手作業で溶接・加工し、さらにサビ止めの塗装工程を重ねる完全な「1点モノ」です。そのため、ハウスメーカーが推奨するようなシステム化された木製やアルミの既製品に比べ、費用はどうしても数倍高額になります。予算配分を誤ると、全体の建築資金を圧迫する原因になりかねません。
- まとめ
空間のデザイン性を飛躍的に高めてくれるオーダーメイドのアイアンですが、その美しさを実現するためには、施工会社との極めて緻密な事前連携と、確実な予算計画が絶対に欠かせません。
いよいよ最終回となる第5回は、これまでの全5回のまとめとして「【一生モノの選択】&Feデザイン(谷元工業)が愛知県から発信する、お客様と創る持続可能なアイアンライフの総括」をお届けします。どうぞ最後までお楽しみに。


















