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鉄が紡ぐ上質な暮らし――職人が読み解く「アイアン家具の最旬トレンド」02
第2回:【抜け感をつくる空間の仕切り】インテリアを洗練させるパーテーション&オープンラックの最新活用術
間取りを壁で完全に区切るのではなく、光や風を通しながら緩やかに空間をゾーニングする「抜け感のあるインテリア」が現代の住まいづくりの主流となっています。特にリビングとワークスペース、あるいはダイニングとキッチンの境界をどう美しく仕切るかは、快適な住環境を整える上で欠かせない視点です。
愛知県豊橋市の鉄工技術から生まれたオーダーブランド「&Feデザイン(アンドエフイーデザイン)」を手掛ける「谷元工業」。全5回シリーズの第2回は、空間の開放感を損なわずに部屋の印象をグッと引き締める、アイアン家具を用いた「オープンラック」と「室内パーテーション」の最新トレンドを解説します。
- 「背板のないオープンラック」がもたらす開放感とディスプレイ効果
収納家具といえば木製の箱型シェルフが一般的ですが、近年は細身のアイアンフレームで組まれた「オープンシェルフ・ラック」の需要が急増しています。
- 圧迫感を徹底的に排除する視線の抜け
背板や側板を持たない鉄フレームのラックは、向こう側の景色や壁面が透けて見えるため、部屋の中央や間仕切り位置に配置しても圧迫感を生みません。スリムでありながら高い剛性を誇る鉄製家具だからこそ、最小限の部材で本や重い器をしっかりと支えることが可能です。
- 「見せる収納」でギャラリーのような空間へ
お気に入りのアートピース、観葉植物、こだわりの器や本を並べるだけで、まるでセレクトショップのような洗練されたディスプレイ空間が完成します。植物の鮮やかなグリーンと、マットに仕上げたブラックアイアンのコントラストは、部屋全体に凛とした落ち着きを与えます。
- 現代の住まいに選ばれる「アイアンパーテーション」のトレンド
在宅ワークの普及に伴い、「リビングの一角に仕事スペースを設けたいが、個室をつくるほどの余裕はない」というニーズが増加しています。そこで注目されているのが、ガラスや格子を組み合わせた室内用のアイアンパーテーションです。
- 光を遮らずにプライベート感を確保
細身の黒皮鉄フレームにチェッカーガラスやモルタル調パネルをはめ込んだ間仕切りは、自然光を部屋の奥まで届けつつ、手元や視線を適度に遮る実用的な目隠しとして機能します。
- 空間のフォーカルポイント(見せ場)になる
木と白壁で統一された空間に黒い鉄の格子が入ることで、インテリア全体が引き締まる「引き算のアクセント」として作用します。シンプルでありながら圧倒的な存在感を放つ点が、多くのインテリアファンを魅了しています。
- 愛知県・豊橋市から届けるミリ単位のオーダーメイド
既製品のシェルフやパーテーションでは、「天井の高さに合わない」「柱の出っ張りに干渉してしまう」「フレームが太すぎて部屋が狭く見える」といった妥協が生まれがちです。
愛知県内において、豊橋市はもちろん名古屋エリアの新築・リノベーション物件を手掛ける設計事務所様や個人邸の施主様からも、空間にジャストフィットする特注フレームの製作依頼を数多くいただいております。
谷元工業の「&Feデザイン」では、設置場所の寸法や梁の形状、載せるものの重量に合わせて、パイプの太さから棚板の間隔までミリ単位でフルオーダーが可能です。長年培った金属加工技術により、溶接痕の処理やコーナーの仕上げまで妥協なく美しさを追求しています。
次回、第3回は「【経年変化を楽しむ】黒皮鉄の風合いとメンテナンス――長く愛せる一生モノの育て方」について解説します。


















