2022年4月25日

みなさまこんにちは、「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」広報担当のAです。

古代世界において、製鉄の技術を発明したのは、いまのところヒッタイト帝国ではないかとされています。

ヒッタイト帝国は紀元前15世紀頃に現在のトルコのあたりに生まれた国であり、鉄を材料にした武器を使って周辺国を次々と支配下に収め、領土を広げていきました。

当時の製鉄方法はシンプルなもので、地面に穴を掘ってそこへ木炭などの燃料を敷き詰めて燃やし、その上に鉄鉱石を乗せてフイゴで風を送り込む、といった方式でした。送り込まれた空気と燃やされた木炭から出る炭素が反応してCOガスが発生し、そのガスが鉄鉱石の中の鉄分から酸素を除去する、いわゆる還元作用を起こすことで鉄を作っていたのです。

当時はまだ高温を作り出すことができなかったので、還元も完全に達成されてはおらず、鉄も溶解せず固体のままだったと言われています。その固体の鉄を鍛冶によってさらに精錬して不純物を取り除くことでようやく鉄を強度を得られて成形できる段階まで引き上げることができたのです。

現代の技術から見ると不完全な鉄ですが、当時としては画期的な技術であり、ヒッタイトはその技術を秘匿し続けました。

 

愛知県豊橋市を拠点にして、名古屋を中心に広く東海地方にて建物や外構などの鉄製部位の補修工事や鍛冶工事、溶接工事、鉄骨工事、金属加工など鉄に関する施工を幅広く請け負う谷元工業は現在、その鉄に関する専門的な知識と経験を生かし、「～と鉄を組み合わせたデザイン。」をコンセプトに、鉄を木材や布材など他のさまざまな素材と組み合わせることによって生まれる、木製家具とはひと味違った新しい製品を、「日常をかっこよくオシャレにする雑貨、家具、インダストリアル」としてご提供する「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」というアイアン家具・アイアン雑貨のブランドをプロデュースしています。

 

「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」では、木材と鉄、布と鉄、コンクリートと鉄など、さまざまな材料と鉄を組み合わせた家具や雑貨をご提案しています。部屋の雰囲気を変えたい、おしゃれな家具を探している、木製家具にない個性的な家具を見つけたい、部屋にあったオリジナルの家具を作って欲しい、そのようなことを希望されているかた、または、自分でアイアンワークをしてみたいというかたも、ぜひ一度「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」までお気軽にご連絡ください。