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アイアン家具の歴史 02

2024年2月26日

アイアン家具の歴史 02

 

 

みなさまこんにちは、「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」広報担当のAです。

愛知県豊橋市を拠点にして、名古屋を中心に広く東海地方にて建物や外構などの鉄製部位の補修工事や鍛冶工事、溶接工事、鉄骨工事、金属加工など鉄に関する施工を幅広く請け負う谷元工業は現在、その鉄に関する専門的な知識と経験を生かし、「~と鉄を組み合わせたデザイン。」をコンセプトに、鉄を木材や布材など他のさまざまな素材と組み合わせることによって生まれる、木製家具とはひと味違った新しい製品を、「日常をかっこよくオシャレにする雑貨、家具、インダストリアル」としてご提供する「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」というアイアン家具・アイアン雑貨のブランドをプロデュースしています。

 

製鉄技術は紀元前3000年ごろから発達していきますが、当時の技術では鉄の精製はかなり難しいものでした。

鉄は自然のままでは酸素と結合しています。これはいわゆる「錆びている」状態であり、そこから鉄を精製するには高温を与えて鉄と結合している酸素を奪わなければなりません。

これを還元といいますが、還元のときの温度が低いと固体のまま還元されてしまい、穴だらけの海綿状の鉄になってしまうのです。この状態の鉄をルッペと言いますが、このルッペをさらに熱しながらハンマーで叩き、不純物を追い出して鉄原子同士を結合させることでようやく鉄を生み出すことができるのです。

この作業のことを「鍛鉄」と言います。

この鍛鉄の技術は長らく鉄の製造の主流になります。

ここの炭素を加えてより硬い「鋼」を生み出すことになるのはずっとあとのことなのです。

そしてその鍛鉄技術によって作られた鉄を用いてインテリアの部材としたのが「ロートアイアン」と呼ばれる文化です。

このロートアイアンが現代のアイアン家具の源流となるのです。

ロートアイアンとは日本語に訳すと「手工芸鍛造」ということになります。

ロートアイアンではおもに、門扉やフェンス、階段の手すり、窓枠などが製造されました。

 

「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」では、木材と鉄、布と鉄、コンクリートと鉄など、さまざまな材料と鉄を組み合わせた家具や雑貨をご提案しています。部屋の雰囲気を変えたい、おしゃれな家具を探している、木製家具にない個性的な家具を見つけたい、部屋にあったオリジナルの家具を作って欲しい、そのようなことを希望されているかた、または、自分でアイアンワークをしてみたいというかたも、ぜひ一度「&.FeDesign(アンドエフイーデザイン)」までお気軽にご連絡ください。

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